夜が更ける頃に ―米国実業家の秘密― 3巻 - 表紙

夜が更ける頃に ―米国実業家の秘密― 3巻

Nureyluna

第9章

セックス:人々が互いの体に触れたりキスをしたり、性交する身体的行為

ジャスミン

ローストチキンと野菜の出来加減を見るするためにオーブンを開けると、アイリスの私を捕まえようとでもするかのような視線を感じた。私は振り向きたくなかった。彼女は、私が夕食を作る時間ほぼずっと、そこに立っていた。

「ギブソンさん、私がドアをノックする前、ジェファーソンさんと一緒にいましたか」私がオーブンを止め、食事をテーブルに置くと、彼女は尋ねた。

彼女の質問に私は驚いた。「いいえ。なんでそんなこと聞くんですか?」私は自分に自信が持てず、こう言った。

「あなたがドアを開けたとき、ジェファーソンさんのコロンの匂いがしたから、もう彼に会ったのかと思ったの」彼女は視線を細め、私は息を飲んだ。

アイリスは私に対しては特に用心深かった。彼女は私を見るたびに、いつも怪訝な表情を浮かべていた。彼女は私がここにいることを望んでおらず、セオドアの命令に従って義務を果たしているだけなのだと私は判断した。アイリスが権利を持っていればすぐにでも私をクビにしただろう。セオドアが私を見つめながら入ってきたので、私の視線はセオドアに注がれた。黒いスーツを着たもう一人の男が彼に続いて入ってきた。ボディーガードのようだ。席に着き、アイリスと商談の話をしているセオドアに私はごはんをよそい始めた。

アイリスの表情から察するに、二人が仕事の話をしている間、私が同じ部屋にいることを良しとしなかったのだろう。私はセオドアに皿を渡し、一歩下がった。

「ギブソンさん、用が済んだのなら、お引き取りください」アイリスが言った。

「はい、わかりました」私はぎこちなく微笑み、その場を去ろうと一歩前に出た。

「ギブソンさん、私は出て行けと言ったかな?」とセオドアが言ったので私は足を止めた「はい?」

「お皿を持って、一緒に夕食を食べましょう」

「でも......」私はもう夕食を食べたと言おうとしたが、アイリスの鋭い視線を浴びてやめた。その視線が何を意味するのか、私にははっきりとわかった。

「わかりました、ジェファーソンさん」

アイリスが顔をしかめるのが見えたが、セオドアが視線を彼女に向けると、彼女はすぐにその表情を隠した。

私は席に着き、自分の料理をよそった。

「ブレイクが家までお送りします。ホワイトさん」セオドアが言った。

二人は別れを告げて去っていった。再び二人きりになると、私の鼓動は高鳴り始めた。

体の中で興奮が高まっていくのを感じ、もどかしい気持ちになった。私たちは完全な沈黙の中で食事をした。彼の視線を感じたが、私はあえて彼を見なかった。

私は立ち上がり、自分の皿を流しに運んだ。彼は自分の皿を持って後に続いた。

「俺が皿を洗うよ」彼は私の手から皿を取ると、そっと私を横に押しやり、キッチンに立った。

私は彼が皿や調理器具を洗うのをただ立って見ていた。私の目は彼の体に夢中だった。

彼はスウェットパンツと長袖Tシャツに着替えていた。いつも着ているスーツ姿ではなく、普段着の彼を見るのは初めてだった。

私は彼の後ろ姿を見ながら、唇を舐めた。(お尻までかっこいい)

彼が突然振り返って私を見たとき、私の頬は紅潮した。彼はカウンターに寄りかかり、ふきんで手を拭いていた。

セオドアの視線が私に向かっているのを感じたので、彼の肩越しにある壁の一点を見つめた。さまざまな考えやイメージが頭の中を駆け巡り、私の体は火照り始めた。

彼は私に向かってゆっくりと歩み始めた。彼が私の腰に腕を回したとき、私の息は荒くなった。彼が腰をかがめ、私の唇に唇を重ねたとき、私の目と彼の目が合った。

彼は私を持ち上げ、キッチンアイランドに座らせ、私の脚の間に立った。彼は私の顔の両側を包み、私たちはキスを交わした。私は焦ったくて、彼を引き寄せた。

彼の手が私のトップスの下の肌をなぞり始めると、私は腕を彼の首に巻きつけた。興奮と期待で体が震えるのを感じた。

彼は私をキッチンアイランドから抱き上げ、私は彼の腰に足を巻きつけた。プライバシーが確保できる一番近い部屋は彼のオフィスだった。そこに着くまでには、私は濡れてしまって、さっきまでの興奮が戻ってきた。彼は壁に向かい、何かを押した。

私は彼とのキスをやめ、目を見開いた。壁が動いてが現れたのは巨大な”寝室”だったからだ。彼は私をベッドの真ん中に寝かせ、私は彼が髪をかき上げるのを見上げた。彼は時間をかけてゆっくりと私を見つめていた。

「今、君がとめないなら、俺はやめないよ」彼はそう言って、ダークブルーの瞳で私を見つめた。

私はうなずき、唇をなめながら、視線を彼の股間のあたりに移した。

「返事」彼の口調はいつも以上に激しかった。

「やめてほしくない」

彼はシャツを脱ぎ始め、私は彼の胴体を覆うタトゥーに目を見張った。

私は息を飲んだ。私はいつもタトゥーのある男性に憧れていたが、セオドアがタトゥーを入れているとは想像もしていなかった。

彼が指を鳴らすと、部屋の明かりが赤に変わり、全体の雰囲気がとても、なんていうか、エロティックになった。

壁のドアが閉まり、彼は鋭い表情で私の方へ歩いてきた。彼は私の上着の裾をつかんで脱がせた。彼が私の乳房を愛撫し始めたとき、私は息を呑んだ。私は唇を噛み締め、口から喘ぎ声を漏らした。

「あっ・・・」彼が私の右の乳首を口に含み、激しく吸うので声が出てしまった。

彼はさっきの続きをしてくれた。彼の指は私の素肌をなぞり、彼は口で私の体全体にキスの跡を残した。彼の唇の感触で私の敏感な部分は魔法がかかったようだった。私の足は気持ちの昂りのあまり震えていた。

喉が痛いほど乾いて、私は唾を飲み込んだ。彼は少し体を起こし、私の目を覗き込んだ。私の頬は真っ赤に染まったが、私は彼と目を合わせなかった。

セオドアは私のスウェットパンツを下ろし、パンティも下ろした。私の緊張が、彼にも伝わっただろう。

彼は立ち上がり、ズボンを脱いだ。私は一瞬、彼をチェックした。彼は毛深い脚をしていた。なぜだか、それが私をさらに興奮させた。

彼はボクサーパンツを脱いで、彼のあそこが丸見えになった。胸が高鳴って唇を舐めた

(なんてこと…)

(本当にするんだ・・・このギリシア神と初めてのセックスをするんだ)

彼は再び私の上に乗り、私の太ももを撫でた。私は彼の硬いペニスが私の素肌に触れるのを感じながら、彼は私の唇にキスをした。私は彼の顔を抱きしめながら、同じ強さでキスを返した。彼の手が私のアソコを包み込むと、私は喘ぎ声をあげた。

彼のもう片方の手は私の首の後ろを包み込んでいた。彼の口は私の口から離れると、私の額にキスをした。彼が私を見ているというだけで胸がときめいた。

私たちは夢中でお互いの体を探り合った。彼が私の太ももを開けて、私の濡れたアソコを見るまで、私は我を忘れていた。私はひどく緊張して動きを止め、じっとしていた。

「リラックス。リラックスして、今は感じるすべてを楽しんで」と彼は言いながら、私の両脚を抱え、私を彼の口元に引き寄せた。

彼の温かい息が、私の濡れた部分にかかるのを感じた。彼は私を見上げ、そして再び頭を下げた。私は彼の口が私の最も敏感な部分にあたるのを感じた。そしてゆっくりと官能的に私を舐め始めたとき、私は息をのんだ。

私は目を閉じ、そこにあった枕を強く握りしめた。何の前触れもなく、彼は私のクリトリスを口に含み、私は衝撃的な熱を感じた。

私は大きな喘ぎ声を上げ、彼は私のあそこを舐め続けた。こんなに感じたのは初めてだった。子宮に強烈な感覚がこみ上げてきた。彼に舐められ、吸われ、噛まれ、私の足はガクガク震えた。

「セオドア!」彼が口を使って私を地球が震えるほどの絶頂に導いたとき、私は叫んだ。今まで読んだ官能小説に感謝したい。そのおかげで、少なくとも私は何が起こっているのかがわかった。

彼は顔を離し、膝を立てて私のあそこに腰を下ろした。

私の心は突然、ある疑問に襲われた。「あの・・・性病はある?」私は彼の太く毛深い腕に自分の手を置いて尋ねた。

彼は私を見下ろしている獣王のように見えた。それに比べると、彼の下にいる私はとても小柄に見えるだろう。

「いや、ないよ。真剣じゃないセックスはしない。君は?」

私は頬を紅潮させた。「えっと…、初めてなの。経験もないし…」と私は言った。

彼はうなずき、彼の太い性器を私のアソコへと導いた。

「触ってもいい?」と私は尋ねた。子供のような声ではなかったかと、内心うずくまった。

彼はにやりと笑い、少し笑ってからうなずいた。私は震えながら彼のモノを握った。すごく硬く感じた。膨らんだ血管とほくろが見え、驚いた。

彼は私の手を包み込み、私を導いた。私が手コキを始めると、彼は目を閉じた。

「後でね」と彼は言い、私の唇にキスをしてから、私の入り口に彼の長いモノをこすりつけた。私は仰向けになり、彼を見上げた。

彼の目を覗き込むと、口から震えた息が漏れた。セオドア・ジェファーソンに処女を奪われるなんて、あのセオドア・ジェファーソンとベッドを共にするとは思ってもみなかった。私の上にいる彼を見ながら夢のように感じていた。

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